ニュース 電子 作成日:2012年10月17日_記事番号:T00039953
友達光電(AUO)から上級幹部2人を高給で引き抜き、有機EL(OLED)などの技術を入手したとされる中国TCL集団の液晶パネルメーカー、深圳市華星光電技術(CSOT)は16日、技術は自社で開発していると表明し、疑惑を強く否定した。元AUO上級幹部の連水池TCL集団工業研究院副院長も、営業秘密の漏えいは絶対にないと強調した。17日付工商時報が報じた。
連副院長は、2011年にAUOを退社する前に、パソコン内のデータはすべて削除したと強調。(AUOが上級幹部2人から漏えいしたと指摘する)アクティブマトリックス型有機EL(AMOLED)などの技術はすべて論文や特許で公開されたり、同業者が既に量産していたりし、営業秘密に当たらないと述べた。
AUOは証拠をつかんでから行動に移していると強調し、当局の調査に協力して知的財産権、株主の権益保護に努めると表明した。
華星光電は奇美電子(チーメイ・イノルックス)出身の陳立宜・代理執行長など台湾出身者が200人に上る。8月には出荷枚数が105万枚に急増し、韓国のLGディスプレイ(LGD)、AUOを抑え、テレビパネルメーカー中国2位に浮上した。
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