ニュース 電子 作成日:2012年10月17日_記事番号:T00039956
資訊工業策進会産業情報研究所(MIC)の洪春暉副主任は16日、2013年の台湾半導体市場規模について1兆6,400億台湾元(約4兆4,000億円)、前年比成長率は6%増と世界平均の4.8%を上回るとの予測を示した。世界市場については「今年はパソコン需要の低迷で0.2%成長にとどまるが、来年はPC需要が回復し市場をけん引する」と語った。17日付経済日報が報じた。
MICによる台湾半導体産業別生産額の来年度成長率予測は、▽ファウンドリー、7.1%(6,775億元)▽ICパッケージング・テスティング(封止・検査)、5.9%(3,672億元)▽IC設計、5.6%(4,413億元)▽メモリー、2.4%(1,570億元)──。
洪副主任は、「28および40ナノメートル製造プロセス製品の比重が上昇を続ける中、長期にわたり先進プロセスの研究開発(R&D)を進めてきた台湾のファウンドリーは依然成長が期待できる」と述べた。
また封止・検査メーカーも引き続きIDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)からの発注が見込まれると指摘。IC設計については、ミドル~ローエンドのスマートフォン市場が拡大し、台湾メーカーはモバイル通信用チップのほか、液晶パネル用ドライバIC、eMMC(埋め込み型マルチメディア・カード)用制御チップなどで成長が期待できるとの見方を示した。
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