ニュース 商業・サービス 作成日:2012年10月18日_記事番号:T00039964
台中市では、来年にかけてアウトレットの進出ラッシュを迎える。台北に2店舗を持つ「礼客時尚館(LEECO)」は、来年にも台中店を出店する。また、建設大手の麗宝集団はテーマパーク「麗宝楽園」(台中市后里区)内に16億台湾元(約43億円)を投資し、来年初めをめどにアウトレット「麗宝購物街」を開業する。18日付工商時報が伝えた。
礼客の周志銘総経理は「中部の百貨店市場はまだ飽和していない。これまでは台北に重点を置いてきたが、今後は『台中以北』を主力市場としたい」とし、台中と桃園に新規出店を計画していることを明らかにした。
礼客台中店の出店先としては、8期、11期、12期の各開発区が候補となっている。売り場面積は3,000~6,000坪を見込む。既存の建物を賃貸するか新規に店舗を建設するかを検討しており、投資額は賃貸ならば1億元、新規建設ならば3億元とみている。開業時期は来年第4四半期以降の予定だ。
一方、麗宝購物街は売り場面積1万2,000坪で、売り場をブランド品、スポーツ用品、ジーンズ・ファッション、飲食、トレンドという5つのゾーンに分け、中〜高価格帯の商品を扱う計画だ。また、建物の2階には観覧車、映画館なども設ける計画だ。現在テナントを募集しており、来年の春節前の開業を見込む。
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