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唐栄が一転引き下げ、10月後半のステンレス価格


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年10月18日_記事番号:T00039975

唐栄が一転引き下げ、10月後半のステンレス価格

 ステンレス大手、唐栄鉄工廠は17日、ニッケル国際価格の急落を受けて、10月後半の300系冷延のステンレス鋼板、コイル製品の台湾域内向け価格を1トン当たり1,500台湾元(約4,000円)、輸出向け価格を同40米ドル引き下げた。18日付工商時報が報じた。

 唐栄は価格調整について、需要減退を受けてステンレス原料のニッケル国際価格が一時1トン当たり1万6,000米ドルまで落ち込んだためと説明した。同社は9月末、10月主力製品の台湾域内向け価格を1トン当たり4,500元、輸出向け価格1トン当たり150米ドル値上げしたばかりだった。

 証券会社は今回の値下げについて、9月末に値上げした分の3分の1を引き戻したにすぎず、10月の業績に大きな影響はないとの見方だ。