ニュース 電子 作成日:2012年10月18日_記事番号:T00039980
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は17日、財界交流団体「中華民国三三企業交流会(三三会)」の会合に出席した際、提携交渉中のシャープとの関係に変化はなく、シャープ側と連絡を取り合っていることを強調した。また、日本人は慎重な性格のため、まずは資本提携後の初の製品である60インチ液晶テレビの成果を見て次の提携に進むと説明し、間もなく結果が出ると楽観的な姿勢を見せた。18日付工商時報が報じた。
「三三会」で握手を交わす馬英九総統(左)と郭董事長(右)。郭董事長は18日、62歳の誕生日を迎えた(17日=中央社)
60インチテレビは、第10世代液晶パネル工場、堺ディスプレイプロダクト(SDP、旧シャープディスプレイプロダクト)のパネルを採用し、鴻海が組み立てを行っている。米国では今月初旬に大手テレビブランドのVizio(ビジオ)が999米ドルの低価格で発売し、わずか4日で北米の主要販売店で販売台数首位に躍り出た。北米の専門誌も高く評価しており、感謝祭やクリスマスシーズンも引き続き販売台数を伸ばすとの見方を示している。
一方台湾では、12日にテスト営業を開始した傘下の3C(コンピューター、通信、家電)製品販売、賽博数碼広場(サイバーマート)の台北1号店の正式オープン(11月予定)に合わせ発売することになっている。
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