ニュース その他分野 作成日:2012年10月18日_記事番号:T00039984
プリント基板(PCB)大手、燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)の女性幹部社員が不当な降格と減給でうつの症状を患ったとして、労働災害の認定と補償を求めた裁判で、台湾高等法院は、原告敗訴の一審判決を破棄し、会社側に慰謝料、医療費など合計237万台湾元(約640万円)の支払いを命じる逆転判決を下した。仕事上の理由でうつとなったケースで労災認定が認められるのは初めて。18日付自由時報が伝えた。
同紙の取材に対する会社側のコメントは得られていない。会社側は上訴が可能だ。
原告の女性は約4年前に労委会が調停を行った際、自殺未遂を図り、社会的に注目された。担当弁護士は「うつを労災補償の範囲に含めるための指標となるケースだ」と指摘した。
原告は1999年からユニテックで品質管理の仕事に就き、2005年に幹部に昇進したが、品質問題でエンジニアと対立し、降格、減給されていた。
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