ニュース 金融 作成日:2012年10月18日_記事番号:T00039988
金融監督管理委員会(金管会)は17日、台湾での資産管理市場の充実に向けた説明会を開き、陳冲行政院長は、台湾の資産管理需要の相当部分が海外のプライベートバンクに流れていることに懸念を表明した。18日付工商時報が伝えた。
陳行政院長は「海外のプライベートバンクが台湾人の資産管理業務を引き受け、台湾人の資産が法律の保障を受けないまま海外に流出し、多くの訴訟が起きている」と指摘。その上で、「政府が多彩な金融商品、多様な通貨建ての投資ツール、投資先を解禁することで、台湾人の資産は台湾の金融機関で、台湾人によって運用するのが望ましい」と強調した。
その上で、陳行政院長は台湾での資産管理業務が発展すれば、将来的に非居住者向けの資産管理業務の展開も可能になるとの認識を示した。今後中国本土の資金管理需要を取り込むことを念頭に置いた発言とみられる。
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