ニュース 社会 作成日:2012年10月19日_記事番号:T00040003
パイナップルケーキなど食品土産の製造販売老舗、新東陽の麦寛成董事長(70歳)が18日正午過ぎ、台北市光復南路の行きつけの理髪店を訪れていたところ、店の外に停めたメルセデス・ベンツが銃撃され、後部ドアに少なくとも7カ所の弾痕ができた。麦董事長は「理由は分からない」と語っているが、警察は同社傘下の建設会社が進める万華区龍山寺周辺の都市再開発計画に絡む脅迫ではないかとみて捜査を進めている。19日付蘋果日報が報じた。
麦董事長は同日12時15分ごろ理髪店に到着し、車内に運転手を待たせて店に入った。その約20分後、運転手が1発の銃声を耳にして後方を振り返ると、野球帽をかぶり、マスクを付けた男が銃を構えていた。男はさらに車の右後方から続けざまに8回発砲し、立ち去ったという。
警察は、使用された銃は改造銃で銃弾はドアを貫通しておらず、警告の意図が強いとみている。
新東陽は近年、不動産事業を積極的に展開しており傘下に昇陽開発、昇陽建設といった企業を抱える。ただ、昇陽開発の簡伯殷董事長は「最近新たに進めているプロジェクトは多くなく、特にトラブルなどはない」と説明している。
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