ニュース 電子 作成日:2012年10月19日_記事番号:T00040012
液晶ディスプレイ(LCD)ドライバICのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)は、12インチウエハー金バンプ加工がフル稼働で、最大50%の生産能力増強を計画している。スマートフォンやタブレット型パソコンの需要増に伴い、ルネサスエレクトロニクスからの受注が貢献した。19日付蘋果日報が報じた。
同社は、金バンプ加工の月産能力を現在の2万枚から2万5,000~3万枚まで引き上げる計画で、時期は未定と説明した。証券会社は、早ければ来年第2四半期末と予測している。
一方同社は、銅ニッケル金バンプ加工は従来型の携帯電話向けがメインで、今年に入り不調だと指摘した。売上高に占める割合は現在3%にすぎない。
同社はタッチコントローラICの封止・検査で世界市場シェア4割を超える首位だ。アップルのiPhone5に続き、発売観測がある小型タブレットPC(通称・iPad mini)が貢献し、第3四半期連結売上高の過去最高更新に続いて、非需要期の第4四半期も前期比1けた減となり、例年の15%減より減収幅を抑えられると証券会社は予測した。
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