ニュース 建設 作成日:2012年10月22日_記事番号:T00040026
交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は19日、来年10月に開通が予定されている桃園都会区大衆捷運系統(桃園MRT)空港線A19駅(桃園体育園区駅)周辺開発計画(5,095坪)について、冠徳建設(キンドム・コンストラクション)が優先投資権を獲得したと発表した。ショッピング施設、住宅、ビジネスホテルから成る複合商業エリアとして開発する計画で、来年末にも着工する見通しだ。投資額は50億台湾元(約136億円)余りを見込む。20日付工商時報が報じた。
桃園MRT空港線A19駅は、隣接するA18駅が台湾高速鉄路(高鉄)への乗り継ぎが可能な「高鉄桃園駅」で、A19駅周辺用地も「高鉄桃園駅特定エリア」内に含まれることから、桃園国際空港、台北市内、西部主要都市を結ぶ交通の要所としてその開発計画に注目が集まっている。
今後、関連規定に従って「土地開発投資契約書」を締結し、来月中旬にも計画が確定する見通しだ。
なお冠徳建設は同路線A9駅(林口駅)周辺開発でも投資権を獲得しており、その際分譲住宅販売額の58%を高鉄局に分配することを承諾したことが決め手となったとされ、今回も同様の条件を提示したとみられる。
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