ニュース 社会 作成日:2012年10月22日_記事番号:T00040032
外交部領事事務局の統計によると、中国人からの台湾の旅券(パスポート)取得や台湾籍取得申請に関する問い合わせが今年に入り408件寄せられており、昨年通年の42件からすでに約10倍に達している。最近では1日に100件以上同様の申請・問い合わせを受けた日もあるという。ある外交官は、11月から台湾旅券で米国に観光・商用目的で訪問する際、ビザ無しで90日滞在できるようになることが大きく関係していると指摘した。20日付中国時報が報じた。
ただ、中国との関係を定めた「両岸人民関係条例」の規定では、中国人の台湾パスポート取得は、結婚などで台湾に長期滞在して中華民国国籍を取得しない限り困難だ。中国籍を保持したままで唯一可能性があるのは、他国で永久居留権を取得してから台湾旅券を申請する方法だが、外交部の審査は厳しく、中国人が台湾旅券を取得するのは極めて難しい。
なお、現在ノービザで入国できる国・地域は、中国旅券ではわずか20数カ国・地域にとどまるのに対し、台湾旅券では129カ国・地域に上る。
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