ニュース 電子 作成日:2012年10月22日_記事番号:T00040037
台塑集団(台湾プラスチックグループ)系のDRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は19日、30ナノメートル製造プロセス関連への追加投資を行うことを董事会で決定した。来年中ごろに全生産ラインで移行を終える計画で、投資額は約100億台湾元(約270億円)に上ると業界では予測されている。DRAM価格の下落が続き、台湾のDRAM産業が生存の危機にさらされる中で、先進技術への大型投資を決めたものだ。22日付経済日報などが報じた。
イノテラの高啓全董事長によると、同社は台プラ集団から全力支援を得ており、先ごろ月産能力5万枚の生産ラインで30ナノプロセスへの移行を行っており、今回の追加投資により来年、月産12万枚分のラインの移行が完了する見通しだ。
なおこれに関連してイノテラおよび、同じく台プラ傘下の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)は24日に開催する業績説明会で、提携パートナーである米マイクロン・テクノロジーとの新たな提携の枠組みを発表するともに、台プラグループが両社への200億元に上る資金注入を表明し、同事業を支える意思を示すとみられる。
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