ニュース 電子 作成日:2012年10月22日_記事番号:T00040038
21日付経済日報によると、低価格スマートフォン分野での成功を足掛かりに勢力を拡大しているIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が、ミドル・ハイエンドのアプリケーションプロセッサー(AP)開発に20億〜30億台湾元(約55億〜80億円)の投資を計画しているようだ。既に宏達国際電子(HTC)、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)と、共同での新製品開発に向けた合意を取り付けているとみられる。
メディアテックは中国の低価格スマートフォン市場で今年、50%を超えるシェア獲得が見込まれるほか、同国のノーブランドメーカーからタブレット型パソコンなどその他モバイル製品向けの受注も相次いで獲得しているが、これまで世界的大手ブランドでの採用は進んでいない。
一方、政府は台湾内でのスマート型ハンドヘルドデバイス産業チェーンの確立推進を図っており、中でもスマートフォンやタブレット型PCの核心部品であるプロセッサーは重要な位置付けを得ている。観測によるとメディアテックは既にHTC、ASUS、エイサーと新製品の規格、開発スケジュールについての話し合いに着手しているとされ、将来的に生産を台湾積体電路製造(TSMC)に委託するとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722