ニュース 社会 作成日:2012年10月23日_記事番号:T00040043
観光客に人気の高い台北市の士林夜市で、販売されている果物の値段が高過ぎるとの批判が、来台観光客や旅行業者から交通部観光局に寄せられていることが明らかとなった。23日付中国時報が報じた。
ある中国人観光客は今月19日、士林夜市の果物屋台の売り子から試食を勧められ、カット済みの果物4袋の価格が1,100台湾元(約3,000円)と言われ驚いたが、渋々購入した。また、シンガポールからの観光客4人は、大きさ15センチメートルもある鳳梨釋迦(パイナップル釈迦頭)を4つ購入したところ1,800元もしたという。
ある観光ガイドによると、台湾の果物は質が良いため特に中国人観光客から人気で、夜市以外でも観光地やホテル付近での果物販売が増えている。しかし釈迦頭やレンブ、マンゴーなどの価格は高く、通常果物店で30~50元で販売されている釈迦頭は夜市で120~180元、パイナップル釈迦頭はさらに高額になるという。
士林夜市で先日こうした光景を目にしたある旅行業者からは、「中国語圏からの観光客ですら高値で買わされているのに、中国語ができない観光客はどうしたらよいのか」と、台湾のイメージが損なわれることを危惧(きぐ)する投書が寄せられた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722