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プロ野球興農ブルズ、経営難で身売りへ


ニュース 社会 作成日:2012年10月23日_記事番号:T00040044

プロ野球興農ブルズ、経営難で身売りへ

 台湾プロ野球の中華職業棒球大聯盟(CPBL)に所属し、台中市を本拠地とする興農ブルズが経営難から身売りされることになった。

 23日付中国時報によると、球団を経営する興農集団は22日、球団経営から撤退し、譲渡先を探すことを董事会で決定した。

 興農ブルズは1993年に創立された俊国ベアーズが前身。96年から興農集団が経営を引き継ぎ、球団名を「興農ブルズ」と改称。現在前後期制が取られているペナントレースで6回優勝している。今年8月にはオーナーが「年俸3割カットの可能性もある」と発言し、経営難が浮上していた。興農集団は地場の農薬、肥料メーカー。

 CPBLは現在4球団体制だが、一部球団の八百長事件などによるファン離れで、どの球団も経営は苦しい。仮に興農ブルズの身売り先が見つからない場合、リーグ運営が困難になる事態も予想される。CPBLの黄鎮台会長は「来年も4球団でペナントレースを行う」としているが、先行きは不透明だ。