ニュース 金融 作成日:2012年10月23日_記事番号:T00040057
財政部は22日、中国信託商業銀行が2014年から23年まで10年間の公益彩券(公益くじ)の発行権を獲得したと発表した。
曽銘宗財政部次長は、中国信託銀行には豊富な経験があるが、台北富邦銀行の年間販売1,012億元が過去最高だと指摘した(22日=中央社)
財政部は同日、公益彩券発行機構選考委員会を開き、同行と台新国際商業銀行の2行から説明を聞いた上で、銀行の健全性、管理能力、公益性などの基準で採点を行い、最も高い評価を得た中国信託銀に発行権を付与することを決めた。過去3期の業者選定は、財政部への還元額が多い金融機関に発行権を与える方式だったが、今回からは総合評価方式に改められた。
公益彩券は1999年に始まり、今回が第4期の発行権付与となる。中国信託銀は第3期(07~12年)に続く発行権取得となった。
23日付工商時報によれば、中国信託銀は財政部に第3期(20億8,680万台湾元)を大幅に上回る毎年27億元(約70億円)を還元する内容の運営計画を提出していた。
中国信託銀は傘下の台湾彩券が委託を受ける形で、公益彩券を発行している。それ以前は台湾銀行(第1期、99~01年)、台北富邦銀行(第2期、02~06年)が発行権を取得している。
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