ニュース 商業・サービス 作成日:2012年10月23日_記事番号:T00040060
冠徳建設(キンドム・コンストラクション)が出資する環球購物中心(グローバルモール・ショッピングセンター)の屏東店が12月にオープンする。迎え撃つ太平洋百貨屏東店との間で、激しい商戦を繰り広げるとみられる。23日付工商時報などが報じた。
グローバルモール屏東店は、台湾鉄路(台鉄)から徒歩約10分ほどに位置し、売り場面積約1万坪だ。▽大型飲食店、18店▽映画館▽娯楽施設──などが入居する予定で、若者層をターゲットにしている。通年の売上高は25億台湾元(約68億円)以上を見込む。
一方、太平洋百貨の章詩恩総経特別助理は、グローバルモールが映画館と飲食を主力としているのに対し、太平洋百貨は30歳以上の女性をターゲットとし、化粧品や服飾を目当てにする客の取り込みを強化しているため、両店の客層が重なることはないと強調した。同店は1階化粧品売り場を改装、新規テナントを誘致して売場の強化を図り、入り口には600億元をかけて電子スクリーンを設置した。今後流行商品の情報や催事情報などの広告媒体として貸し出すことも検討しており、消費者の注目を集めたい考えだ。同社の今年通年の売上目標は25億元だ。
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