ニュース 農林水産 作成日:2012年10月24日_記事番号:T00040067
苗栗県政府農業処の林澄清副処長はこのほど、同県産の上海ガニを3年後に上海と香港に輸出したいとの考えを明らかにした。苗栗県は昨年、上海海洋大学と技術提携を結ぶなど、上海ガニの養殖に力を入れている。今年は主に台湾市場で販売し、総生産額は6,000万台湾元(約1億6,400万円)に達する見込みだ。24日付経済日報が報じた。
林副処長は苗栗県産の上海ガニについて、中国産と比べ価格は高いものの、「抜き取り検査ではなく、全商品を検査している」と、品質の高さを強調した。また、上海と香港への輸出については、「両都市は消費力が高い上、カニを食べる習慣が根強く毎年1,000万トン以上を消費している。こうした市場でが当県産の品質の高いカニが競争力を持つ」と述べた。
苗栗県は上海海洋大学との技術提携で上海から33万匹の稚ガニを輸入したが、台湾域内の需要も満たせていない状態で、来年は輸入量を80万~100万匹に増やし、生産額は前年比約3割増を目指す。
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