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航空部品業界、旅客機更新で特需


ニュース その他製造 作成日:2007年11月28日_記事番号:T00004007

航空部品業界、旅客機更新で特需


 ボーイング社とエアバス社がアジアの航空各社から相次いで旅客機を受注していることを受け、台湾の航空部品メーカーは特需に沸いている。

 28日付工商時報によると、漢翔航空工業(AIDC)は27日、エアバスA380型旅客機用の翼の小型部品の今後5年間の受注を確保したほか、ボーイング747、757型旅客機の搭乗ドアの枠部分の製造を、日本とシンガポールの企業から間接受注したことを明らかにした。来年にも出荷を開始する。受注額は4億台湾元(約13億4,000万円)。

 また、拓凱実業も小糸工業(横浜市戸塚区)を通じ、380型旅客機の座席部品を間接受注した。同社は既にボーイング747、767、777型、エアバスA340型旅客機の座席を間接受注している。

 このほか、エンジン収納部の部品を生産している晟田科技は、漢翔航空工業からの下請け受注拡大を見込んで、南部科学工業園区路竹基地(高雄県路竹郷)に新工場を建設する。投資額は5億元。