ニュース 商業・サービス 作成日:2012年10月24日_記事番号:T00040072
経済部統計処が23日発表した9月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は前年同月比0.8%減(前月比1.5%増)の1兆2,155億台湾元(約3兆3,150億円)で、4カ月連続のマイナス成長となった。24日付工商時報が報じた。
小売業は前年同月比0.4%増の3,067億元で、成長率は過去8カ月で最低だった。小売業を構成する7項目のうち6項目はプラス成長だったものの、自動車・二輪車および関連部品のみ同12.7%減の355億元と大幅なマイナス成長となった。経済部は、9月前半が大きな買い物には縁起が悪いとされる「鬼月」(旧暦7月、今年は8月17日~9月15日)に当たったため自動車・二輪車部門の売上不振を招き、小売業全体の成長を妨げたとみている。
なお、10月は百貨店の創業祭(週年慶)セール開催および観光客の消費が小売業の売上増に貢献し、商業売上高のプラス転換を促す可能性がある。
卸売業の売上高は前年同月比1.4%減の8,774億元だった。ただし、機械器具卸売業の売上高は3,898億元で同5.3%増と好調で、パソコン、電子・電力設備、機械設備などの売上増が貢献した。
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