ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年10月24日_記事番号:T00040078
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下でディスプレイ製品向けガラス基板の加工などを手掛ける正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)は23日、自動車分野への参入を正式発表した。大手自動車メーカーと共同で3D(3次元)成形ガラスの自動車部品への応用開発を進めており、既に顧客にサンプルを送付し、早ければ来年に少量出荷を開始する予定だ。24日付工商時報が報じた。
また正達国際は欧州の自動車メーカーとの協力強化を図るため、ドイツで23日に開幕した国際ガラス製造・加工機材展「グラステック」に最新の2Dおよび3Dガラス加工技術を出展している。
同社は昨年、3D成形ガラス加工への参入を表明した後、既に1本目の生産ラインを完成させている。主な供給先は携帯電話大手メーカーで、初期段階では生産能力を月間20万枚まで拡充する方針だ。
なお正達国際はアップルがこのほど発表した小型のタブレット型パソコン「iPad mini」にカバーガラスを供給しており、同製品向け出荷が始まった9月売上高は、前月比47%増、第3四半期通期でも前期比26%増となった。第4四半期も2けた成長が見込まれている。
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