ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エレベーターの永大、中国で日立と提携解消


ニュース その他製造 作成日:2007年11月28日_記事番号:T00004008

エレベーターの永大、中国で日立と提携解消

 
 エレベーター大手の永大機電は27日、香港子会社の香港永弘の株式26%を日立製作所と日立ビルシステムから4,324万米ドルで取得し、完全子会社化すると発表した。これにより、永大機電と日立グループによる中国での提携関係は解消することになる。28日付経済日報が伝えた。

 今回の株式取得を通じ、永大機電は香港永弘を通じ、生産拠点の上海永大電梯設備に全額出資する形となる。生産能力の増強に向け、親会社から9,600万台湾元(3億2,200万円)の資金を注入する。 

 中国事業を担当する香港永弘には、日立が子会社を通じて26%を出資していた。以前は中国市場で「永大日立」のブランドを使用していたが、2005年に日立と販売を分離し、独自ブランドを投入した。出荷量は05年に5,000台だったが、今年は7,000台に増加する見通し。上海子会社の生産能力は年1万台で、来年には8,000台の販売を目指す。天津での工場設置も計画している。