ニュース 電子 作成日:2012年10月24日_記事番号:T00040089
アップルの次世代プロセッサー「A7」の生産が従来のサムスン電子から台湾積体電路製造(TSMC)に変更されるとの観測が出る中、24日付経済日報は、間もなくTSMCの新竹科学工業園区(竹科)本部でA7チップの歩留まりに関するテストが実施され、合格ラインに達した場合、早ければ来年半ばにも生産を開始するとの見通しを示した。
TSMCが先ごろ、米国で非公開のフォーラムを開催した際、A7プロセッサーを受注するために編成された特別チームが渡米し、アップルと20ナノメートル製造プロセスによるレイアウト設計を完成させ、さらにアップルの担当者が来台し、緊密な協力を進めているとの観測が流れた。
これに対しTSMCは「顧客または潜在的顧客に関してはコメントできない」と回答している。
業界ではアップルA7の受注額は年間600億台湾元(約1,630億円)を超えると予想されている。これが正確であれば、TSMCの年間売上高の約12.5%に相当することになる。
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