ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中鴻鋼鉄、鉄鋼製品値上げに追随


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2007年11月28日_記事番号:T00004009

中鴻鋼鉄、鉄鋼製品値上げに追随


 熱延大手、中鴻鋼鉄は27日、12月の域内向け出荷価格と1月の輸出価格を全面的に引き上げると発表した。鉄鋼業界で広がる値上げの動きに追随した格好だ。28日付工商時報が伝えた。

 域内向け価格は、冷延、熱延が1トン当たり300~400台湾元(約1,000~1,340円)、溶融亜鉛めっきコイルが同500元値上げされる。冷延、熱延の輸出価格は、1トン当たり15米ドルで、平均上げ幅は2%。

 陳沢浩中鴻董事長は、「上げ幅は国際市場の動向に合わせたものだ」と指摘した。今年6~9月には原材料のビレット価格が出荷価格を上回り、出荷量が増えるほど損失が拡大する状況となったため、1カ月当たりの出荷量を通常の20万トンから15万~16万トンに削減していた。