ニュース 金融 作成日:2012年10月25日_記事番号:T00040100
中央銀行の24日発表によると、台湾銀行など大手5行による9月の住宅ローン新規貸出額は前月比84億台湾元減の373億7,700万元(約1,020億円)で、過去7カ月で最低だった。大手5行は台湾銀行、台湾土地銀行、合作金庫銀行、華南銀行、第一銀行で、住宅ローン市場のシェアは4割近い。25日付経済日報が報じた。
陳一端・中銀経済研究処副処長は、大きな買い物を控える習慣のある旧暦7月「鬼月」(今年は8月17日~9月15日)のほか、8月に導入された不動産の実売価格登録制度が影響したと分析した。
大手5行の9月貸出額のうち、マイホーム取得支援策「青年安心成家方案」が77億元を占め、金利は1.897%と、前月より0.006ポイント下落した。
不動産売買による9月の所有権移転登記件数は、台北市で前年同月比20.25%減の2,796棟、新北市で同20.59%減の5,210棟で、ともに今年4月以降で最低となった。陳副処長は市民が住宅購入に慎重になり、模様眺めムードが広がっているとの見方を示した。
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