ニュース 石油・化学 作成日:2012年10月25日_記事番号:T00040107
石油化学グループ、長春集団(CCPG)の林書鴻董事長は24日、シンガポールで新設中の工場、および中国の江蘇省常熟市や遼寧省盤錦市などで拡張中の生産能力が、来年第1四半期にすべて量産に入るとの見通しを示した。これら新生産能力による売上高は年間計800億台湾元(約2,200億円)が見込め、量産開始後、同グループの年間売上高は計2,000億元に達するとみられる。25日付経済日報が報じた。
盤錦工場は敷地面積180甲(175万平方メートル)で、第1期拡張工事に約150億元を投じた。石化製品の年産量は40万〜50万トンで、稼動後の年間売上高は約500億元を見込む。第2期工事についても既に現地の川上、川下と調達、供給について交渉を開始しており、さらに100億元規模の投資が見込まれる。
一方、同グループ最大の生産拠点である常熟工場では現在、▽銅箔、年産1万8,000トン▽フェノール、同40万トン▽エポキシ樹脂、同5万トン▽ビスフェノールA(BPA)、同13万5,000トン──などの増産計画が進行中だ。
シンガポール工場の年産量は104万トン、年間売上高は約14億シンガポールドル(約920億円)を見込む。同工場では製品を加工して気体から液体に変化させた後、台湾や中国の工場へ原料として供給する。第2期工事も計画している。
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