ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年10月25日_記事番号:T00040109
中国鋼鉄(CSC)の鄒若斉董事長は24日、鉄鋼市場は年内に底を打ち、来年から徐々に回復するとの予測を示した。25日付蘋果日報が報じた。
鄒若斉CSC董事長(写真)は24日、台湾鋼鉄工業同業公会(鋼鉄公会)の理事長を林明儒・豊興董事長から引き継いだ(24日=中央社)
鄒CSC董事長は、同社の第3四半期受注は前期比で11.7%減少したが、需要期の第4四半期は川下の在庫補充で同3~5%増が見込めると語った。同社は減産を続けており、鄒董事長は供給を減らして需要を増やすほかに回復の道はないと述べた。
豊興鋼鉄の林明儒董事長も、鉄鋼市場は今年第4四半期が底で、徐々に回復するとの見方を示した。中国の供給過剰が市場混乱の原因で、中国地方政府にメーカーの生産量抑制を通じた価格調整に動いてほしいと述べた。
一方、CSC傘下、中鴻鋼鉄の陳玉松董事長は、予測不能な状況が続いており、第4四半期だけでなく来年第1四半期も楽観できないと語った。
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