ニュース 電子 作成日:2012年10月25日_記事番号:T00040113
米特許商標庁がこのほど、サムスン電子の申し立てを受け、米アップルのスマートフォンなどに採用されている「バウンスバック」と呼ばれる視覚効果に関する特許は無効だとする仮決定を下した。今回の判断は、サムスンだけでなく、台湾の宏達国際電子(HTC)を含む「非アップル陣営」にとっても朗報だ。25日付自由時報などが報じた。
バウンスバックとは、スマートフォンなどのタッチスクリーン上で、写真などをめくりながら閲覧する際、最後の1枚になると、画面が跳ねるような動きをして、それ以上めくれなくなる視覚効果を指す。米裁判所の陪審は先ごろ、サムスンがバウンスバックを含むアップルの特許を侵害しているとの評決を下していた。特許商標庁はバウンスバックが「新技術とは言えない」との理由で、特許無効の判断を下した。
HTCはサムスンと同様、アップルに第4世代移動通信(4G)などに関する複数の特許を侵害されたとして、同社を米国際貿易委員会(ITC)に提訴し、アップル側も逆提訴している状況だ。
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