ニュース 社会 作成日:2012年10月26日_記事番号:T00040120
このほど彰化県の工事現場で作業をしていた17歳の少年が、転倒した際に下に置いてあったゴミなどを除去するためのエアガンが陰部に突き刺さり、体内に瞬間的に大量の空気が送り込まれ、死に至るという痛ましい事故が発生した。
この少年は家計を助けるため、高校を休学して台南市から事故のあった場所に働きに来ており、当時現場では高速道路建設に使う鉄骨のさびを取る作業を行っていた。
警察の調査によると、H型の鉄骨が何本も並べられた場所で作業しており、除去したさびを吹き飛ばすために、エアガンを噴射口を上に向けた状態で鉄骨の穴の部分に挿していた。そして少年が鉄骨の上を歩いていた際にバランスを失い、そのエアガンの上に倒れ込んだ。
その際、エアガンの先が少年の股の下に突き刺さり、さらに転倒の衝撃で引き金が「ON」の状態となったことから、一気に空気が体内に流れ込んだ。周りの作業員が少年の叫び声を聞いて駆け付けると、少年の身体が2倍ほどに膨れ上がっている光景を目撃、すぐに救急車を呼んだが、既に少年は息がなかったという。
検視によると、エアガンの先は皮膚の下1センチ以内の所で止まっており、皮膚と皮下組織の間に瞬間的に大量の空気が送り込まれ、皮膚が分離した状態となっていたという。救急処置に当たった医師は、「皮膚の分離は頭部を含む全身にわたっており、その痛みは想像を絶するものだっただろう」と指摘、少年は極限の痛みを受けたことでショック死したとの見方を示した。
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