ニュース 運輸 作成日:2012年10月26日_記事番号:T00040121
台湾鉄路(台鉄)が新たに採用した新型振り子式電車「普悠瑪(プユマ)号」2組16両が25日、日本から基隆港に到着した。同車両は3カ月間のテスト運行を経て、来年の春節(旧正月)から台北〜花蓮、台北〜台東を結ぶ特急列車として利用される。日本車両製造が製造を手掛けており、2014年の春節までに17組136両が納入される。26日付中国時報が報じた。
普悠瑪号の導入後、台北〜台東は3時間半で結ばれるようになる(台鉄リリースより)
午前9時ごろに到着したプユマ号は、船から降ろされて連結された後、午後3時ごろ、詰め掛けた数百人の鉄道ファンがカメラを構える中、基隆駅に入った。
しかしその際、車両がホームに接触し、途中でストップするという事態が発生。駅員が進行できるようあわててホームを工具で削る場面が見られた。真新しい車体に傷が付くという失態に鉄道ファンからは「何をやっているんだ」と怒りの声が上がった。
これに対し台鉄は、使用したホームが長い間使われておらず、線路とホームの間の距離を詳しく確認していなかったことが原因と説明した。車両については日本で精密な検査をしており、安全運行に問題はないと強調した。
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