ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

林口の映像・観光複合基地、TVBSが本社建設へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年10月26日_記事番号:T00040127

林口の映像・観光複合基地、TVBSが本社建設へ

 新北市政府が進めている林口区での映画・テレビコンテンツや娯楽、観光などの複合産業基地「新北影視城」計画で25日、同市政府と大手ケーブルテレビ局、TVBSはテレビ番組製作や研究開発(R&D)を行うデジタルクラウド本部の建設契約を同市と結んだ。すでに民間全民電視(民視、FTV)も本社建設を決めており、今後数社のメディアが続く予定だ。26日付工商時報が報じた。


張孝威TVBS董事長(左)と握手を交わした朱立倫新北市長(右)は、同産業は台湾にとって21世紀の重要産業になると語った(新北市リリースより)

 TVBSは、地上16階、地下3階建てで床面積1万5,660坪の本社を建設予定で、2015年12月の供用を見込む。スタジオや運営本部のほか、演劇学校や、デジタルコンテンツ図書館、食堂なども設ける。張孝威董事長は、林口区は交通の便も良く、台湾における「シリコンバレー」と「ハリウッド」を合わせたような場所にしたいと抱負を語った。

 新北影視城について朱立倫新北市長は、投資金額300億台湾元(約820億円)、関連の経済効果は年間400億元に上るとの見方を示した。また、2万人の就業機会を創出し、年間100万人の観光客が訪れると予測している。