海外旅行ツアーや航空チケット、台湾各地のホテルなどを割安な料金で提供する毎年恒例の台北国際旅展（台北インターナショナル・トラベルフェア）が26日、台北世界貿易センター展示場１館、３館（台北世貿一館、三館）で開幕した。日本からは各地の観光協会やＪＲ東日本など過去最高の106ブースが出展している。また、27～28日は１館２階で北海道・東北の物産展も開催される。26日付中国時報などが報じた。
中華航空は女性乗務員が整列して来場者を出迎え、注目を集めた（26日＝中央社）
会場の１館には海外テーマ館、航空、旅行業者など、３館にはホテル、温泉施設などのブースが並ぶ。今年は60カ国・地域、1,200の展示ブースが出展し、台湾観光協会では入場者は延べ５万人を予測している。
また、11月から台湾人の米国への観光・商用訪問にビザ無しで90日の滞在が認められることから、旅行業者各社は、米国ツアーを値下げするなど力を入れており、大手旅行社の雄獅旅遊（ライオントラベル）は、米国西海岸９日間ツアーを6,000台湾元（約１万6,000円）引きの７万3,900元の優待価格で発売している。
台北国際旅展は29日までの開催で、26～28日は午後６時まで、最終日の29日は午後７時までの入場となる。入場料金は200元。
