ニュース 商業・サービス 作成日:2012年10月26日_記事番号:T00040133
繊維染色加工メーカー、大魯閣繊維は25日、高雄市に自動車のテーマパークおよび大型商業施設を結合した「大魯閣新天地」を建設することで開発契約を締結したと発表した。投資額は35億台湾元(約96億円)、オープンは2016年第1四半期の予定だ。同パークには鈴鹿サーキットをモデルにしたカートレース場を設けることも計画している。26日付経済日報が報じた。
自動車テーマパークの建設予定地(25日=中央社)
「大魯閣新天地」には、カートレース場のほか、フィットネスジム、バッティングセンター、映画館、スポーツ用品店、ホテル、遊園地、温泉、大型レストランの設置を計画している。なお商業施設の建物は2~3階建て、延べ床面積は約3万坪。
同プロジェクトは、高雄都市交通システム(MRT)紅線の草衙駅出入口に隣接する南工場商業開発用地のうち2万6,000坪を賃貸することになるため、大魯閣繊維は傘下の大魯閣公司を通じて高雄MRTを運営する高雄捷運公司(KRTC)および高雄市政府と契約を交わした。
大魯閣繊維は近年、本業の紡織事業が振るわず、娯楽施設経営や不動産開発に乗り出し、事業転換を図っている。
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