ニュース 電子 作成日:2012年10月26日_記事番号:T00040139
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は25日の業績説明会で、2013~16年の4年間、年間売上高が年平均成長率10%を上回る力強い成長を遂げるとの見方を示した。急速に成長するスマートフォンやタブレット型パソコンなどのモバイル機器向けチップで、技術力の高さで他社をリードしているためだ。26日付工商時報などが報じた。
張董事長はまた、世界半導体市場の生産額は今年は約2%のマイナス成長、来年は3%のプラス成長と予測している一方、ファウンドリー生産額の成長率は来年7%に上るとの予測を示し、半導体市場とファウンドリー市場の成長の関連性は低くなっていると指摘した。
なおTSMCは第3四半期、連結売上高が前期比10.4%増の1,413億7,500万台湾元(約3,900億円)、純利益が前期比17.9%増の493億300万元で、ともに過去最高だった。張董事長は、第4四半期から来年第1四半期はサプライチェーンの在庫調整期に当たるため、前期比でマイナス成長に転じるが、第2四半期には回復すると、3カ月前と同様の見通しを示した。
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