ニュース 電子 作成日:2012年10月26日_記事番号:T00040141
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の呉大剛副総経理は25日、今年第3四半期を予定していた4.3インチのスマートフォン向けアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの量産が来年に延びるとの見通しを示した。同製品は既にサンプル出荷に入っているものの、量産には技術的難易度が非常に高く顧客の認証にも時間がかかるためと説明している。26日付電子時報が報じた。
呉副総経理はAMOLEDパネルの応用について、まずは7インチ以下を好感しており、「2013~14年にハイエンドのスマートフォン市場で液晶パネルに取って代わり、浸透率は2割に達する」と予測した。
また、大型AMOLEDパネルについて彭双浪総経理は、「現在第6世代生産ラインで研究開発を行っているが、製造プロセスから材料、サプライチェーンまで液晶パネルとは大きく異なるため慎重に進めている。十分なめどが立つまで安易に量産に入ることはない」と述べた。
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