ニュース 社会 作成日:2012年10月29日_記事番号:T00040148
台湾軍の退役軍人8人が中国に潜水艦の戦力に関する機密情報を漏えいしようとしていたとして、相次いで逮捕、起訴されていたことが分かった。29日付蘋果日報が伝えた。
起訴されたのは、海軍大気海洋局の張祉鑫・元政治作戦処長ら8人。軍関係者は「大気海洋局には機密度が高い潜水艦用海図があり、中国に流出すれば、中台間の有事の際、台湾の潜水艦は出航できなくなる」と指摘した。
台湾国防部の羅紹和報道官は28日、事実関係を認めた上で、「事件は軍内部で摘発し、軍検察当局が捜査している」としたが、実際に情報が漏えいしたかどうかについては説明を避けた。
張元処長は今年5月に退役し、直前まで機密保持の責任者を務めていた。張元処長は退役後に友人と中国に旅行に出かけていた事実が判明している。
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