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作成日：2007年11月28日_記事番号：T00004015
ＰＤＣがソニー提訴へ、ＵＳＢメモリー特許で
メモリーカードの積智日通カード（パワーデジタルカード＝ＰＤＣ）が、ソニーがＵＳＢフラッシュメモリーに関する同社の特許技術を侵害したとして、29日、東京地裁に１億1,000万円の損害賠償を求める訴訟を起こすことが明らかになった。台湾メーカーが日本の大手メーカーを相手取ってこうした訴訟を起こすのは珍しいケースだ。
同社はソニーが昨年５月に発売した小型ＵＳＢメモリー「ポケットビットミニ」シリーズの５商品に対し、特許侵害などで製品の差し止めおよび損害賠償を求めるという。同社の薛剣峰董事長特別助理によると、同社は６月20日にも、ソニーの小型ＵＳＢメモリー「マイクロ・ボールト・タイニー」がデザインや特許を侵害したとして、台湾の板橋地方法院に訴えを起こしている。28日付経済日報が伝えた。
