ニュース 医薬 作成日:2012年10月29日_記事番号:T00040152
医薬品研究開発(R&D)の喬本生医が10億台湾元(約27億3,000万円)を投じて屏東農業生物科技園区(屏東県長治郷)に設置した、GMP(適正製造規範)認証取得の漢方薬工場が28日稼働した。同工場では台湾の固有種である牛樟樹(クスノキ)に寄生し、医薬品や化粧品などの原料になる「牛樟芝(ベニクスノキタケ)」を5万枚原木栽培し、関連製品の研究開発(R&D)・生産を行うほか、美和科技大学(屏東県内埔郷)と提携して、3,000人規模の医療従業員訓練センターも設立した。29日付工商時報が報じた。
また喬本生医はこの日、さらに10億元を投じる第2期工事にも着工した。完成は来年12月の予定で、「牛樟芝」をさらに5万枚栽培する。生産量増加後は販路を中国へも拡大する。
同社はさらに、第1、2工場の向かいに2万坪の土地を既に賃借しており、同地での第3期拡張工事を行う計画で、第3工場では「牛樟芝」を50万枚栽培、関連製品の原料主要調達先とする。
このほか、阿里山(嘉義県)で賃借した約242ヘクタールの土地では、10億元を投じて台湾最大となる20万株規模の牛樟樹造林計画を今年末に始動する。
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