ニュース 家電 作成日:2012年10月29日_記事番号:T00040160
鴻海科技集団(フォックスコン)はこのほど、中国・重慶市に高機能テレビの生産ライン設置を決めた。重慶市政府の26日発表によると、鴻海は重慶市と、新型スマートテレビモジュールおよび製品の組み立てに関する投資意向書を締結した。同工場の年産台数は300万台、年間生産額は500億人民元(約6,400億円)、年間売上高は120億人民元以上を見込む。27日付工商時報が報じた。
鴻海の郭台銘董事長は「重慶への投資は現地政府の支持および実行力、また当社組合の同市への評価が最高だったことが理由だ」と語った。
重慶市政府によると、同工場では中国で初めてタッチパネルを搭載した高解像度テレビを年間150万台生産し、欧州市場へ輸出する。
また、中国紙「第一財経日報」は、中国の液晶パネル最大手、京東方科技集団(BOE)が重慶市に工場を設置するとの観測が出ていることから、「鴻海が重慶工場で生産するテレビにはBOEのパネルが採用される可能性が高い」と報じているが、これに関して重慶当局とBOEは現時点でコメントしていない。
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