ニュース 電子 作成日:2012年10月29日_記事番号:T00040161
新光合成繊維(新繊)の呉東昇董事長は26日、同社が出資する新科光電材料(新光マテリアルズ・テクノロジー、SHINPEX)が中部科学工業園区(中科)第4期二林園区(彰化県二林鎮)に光学用樹脂薄膜(月産能力6,000トン)などの工場を建設すると宣言した。投資額は3年で120億台湾元(約330億円)。これにより、台湾最大の光学用樹脂薄膜メーカーに浮上する。27日付経済日報が報じた。
新光マテリアルズの桃園工場は生産ライン4本で、光学用樹脂薄膜の月産能力が5,000トンと、南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)に次ぐ規模だ。
呉董事長によると、3年を2期に分けて合計4本の生産ラインを設置し、高機能フィルムのほか、液晶ディスプレイ(LCD)バックライトモジュール基材、太陽電池モジュール材料などを生産する。まず40ヘクタールの用地で来年着工し、2015年初頭に稼働する予定だ。年産額は中科で最高の72億元に上る見通し。
中科二林は開発が遅々として進まず、このほど開発許可を取り消す判決が台北高等行政法院(行政裁判所)から下されたところだ。
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