ニュース 電子 作成日:2012年10月29日_記事番号:T00040167
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は27日、来月、一般従業員・エンジニア2万8,000人に対し1人当たり1万2,000台湾元、総額3億3,600万元(約9億円)の特別賞与(ボーナス)を支給すると宣言した。27日付工商時報などが報じた。
張忠謀TSMC董事長(右)は27日の社内運動会で、あらゆる企業がボーナスを出せば誰もが景気回復を実感できると語った(27日=中央社)
張董事長は、特別ボーナス支給は設立25年で初めてで、今年の売上高、利益ともに過去最高更新が見込まれるほか、政府による「実感できる景気回復策」に協力するためと説明した。今後1年間は世界の景気動向にかかわらず、TSMCは人員削減や無給休暇を実施しないと強調した。さらに、来年4月には例年通り昇給を行うと表明した。
張董事長によると、昨年は世界でスマートフォンが1台出荷されるごとに同社に7米ドルがもたらされたが、今年は8米ドルに達し、来年は9米ドルまで上昇する見通しだ。スマートフォンやタブレット型パソコンなどの機能が増えるに連れ、同社の付加価値も向上すると指摘した。
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