ニュース 医薬 作成日:2012年10月30日_記事番号:T00040182
製薬会社、薬華医薬(ファーマ・エッセンティア)は29日、中部科学工業園区(中科)でタンパク薬を製造する新工場の落成式を行った。年間100万本の注射剤を生産でき、2015年中の新薬発売を見込んでいる。30日付工商時報などが報じた。
落成式には行政院経済景気建設委員会の尹啓銘主任委員(右5)や胡志強・台中市長も駆け付けた(29日=中央社)
新工場は敷地面積約1,000坪で、3期に分け建設する計画だ。今回完成した第1期工場では微生物を発酵、培養してインターフェロンを、第2期では哺乳(ほにゅう)類の動物細胞を使用したモノクローナル抗体の抗体医薬品を生産する。第2期は早ければ13年末に完成予定だ。
薬華医薬はまた、長年研究している希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)タンパク薬「P1101」が、来年にも第3相臨床試験を迎えることも明らかにした。注射剤やオーファンドラッグの開発によって、同社は17年段階で売上高100億台湾元(約270億円)以上へと、昨年の約4,000万元からの大幅成長を見込んでいる。
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