ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

半導体業界、資本支出を縮小


ニュース 電子 作成日:2007年11月28日_記事番号:T00004019

半導体業界、資本支出を縮小

 
 半導体業界が、顧客の在庫増の懸念から、来年の資本支出に消極的になっている。28日付経済日報が報じた。
 
T000040191

 
 「ファウンドリーの両雄」、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)は来年、資本支出をそれぞれ今年比17%、27%削減し、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)大手各社も最低で3割の削減を計画している。ファウンドリー大手2社とDRAM大手4社で総額1,300億台湾元(約4,375億円)の削減となる見込み。
 
 TSMCは8インチウエハーの拡充戦略に消極的で、工場新設に代えて中古機器の購入で代替する。UMCも利益率向上に力を注いでおり、支出は今年の11億米ドルから8億米ドルへ縮小する。

 DRAMメーカーでも、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、南亜科技で合わせて約40%の削減、力晶半導体(PSC)も50%、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は57.3%と、大幅な削減を計画している。