来年４月６日から14日にかけて台北市の国家戯劇院で公演を行うことが決定した宝塚歌劇団から星組の柚希礼音と夢咲ねね、紅ゆずるの３人が来台し、30日に台北市内で記者会見を行った。同劇団の台湾公演は初めて。今回は台湾の人気武侠小説を元にした新作ミュージカル「怪盗楚留香外伝－花盗人」（星組）などが披露される。31日付中国時報などが報じた。
記者会見では３人が華麗な歌と踊りを披露した（30日＝中央社）
なお宝塚歌劇団には現在、かつて台湾人選手として日本プロ野球界で活躍した大豊泰昭（本名・陳大豊）氏の長女、古荘祐子さんが男役「ひろ香祐」として星組に在籍しており、今回の公演にも出演する。また台湾人を両親に持ち、かつて花組に在籍し、現在歌唱指導を手がける楊淑美さんも今回の公演にかかわっている。
同公演のチケットは11月５日からコンビニエンスストアのマルチ端末などで前売販売される。料金は1,200〜4,500台湾元（約3,300〜１万2,000円）。
