ニュース 電子 作成日:2012年10月31日_記事番号:T00040209
31日付電子時報が発光ダイオード(LED)チップ業界関係者の話を基に報じたところによると、同業界では中国メーカー、特に三安光電の技術向上が著しく、これまで20%の開きがあった台湾メーカーとの差が10%に縮まっており、台湾メーカーに半年間技術的進歩がなければ三安光電に追い抜かれる状況となっている。
この関係者によると、三安光電は台湾人技術者や技術チームの引き抜きを積極的に進めており、このため台湾メーカーに人材不足が起きているほどだという。
また電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチによると、三安光電は安徽省にある工場で2011年に有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置107台を稼働させるなど生産能力も拡大しており、さらに今年はコストを下回る低価格戦略で台湾パッケージングメーカーからの受注獲得を進めており、台湾同業者の大きな脅威となっている。
ただ新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)の李允立・技術副総経理は、より高い技術水準が求められる高効率製品に関して三安光電と台湾メーカーとの差は15〜20%、時間にして3〜4四半期程度開いていると強調している。
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