ニュース 電子 作成日:2012年11月1日_記事番号:T00040231
中国広播(BCC)電子版が1日、中国メディアの報道を基に伝えたところによると、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が携帯電話市場での発展に向け、最近業績が低迷している台湾の宏達国際電子(HTC)から、年500万台湾元(約1,400万円)の報酬を提示してエンジニアの引き抜きを行っているとみられる。先ごろ中国TCL集団が液晶パネル大手、友達光電(AUO)から幹部を引き抜き、技術が漏えいした可能性が浮上しているが、HTCにも同様の問題が懸念されている。
ただHTCはここ2年間で特許権の保護のために大規模な投資を行っており、引き抜きに伴って権利が侵害されるようなことがあれば法的措置を取る可能性が高い。
なお新竹科学工業園区(竹科)では例年、自社株現物支給(分紅)などが行われる年末に人材の引き抜きが活発化するが、園区内の企業同士で人材を奪い合ってきたこれまでとは異なり、最近では中国やシンガポール企業も人材争奪戦に加わっている。
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