ニュース 電子 作成日:2012年11月1日_記事番号:T00040234
今年は世界的にパソコン市場が低迷する中、自作PC(DIY)市場も目に見えて縮小しており、マザーボード業界も厳しい状況が続いている。最大手の華碩電脳(ASUS)は自社ブランド製品の年間出荷量が今年は前年比100万枚減の2,220万枚にとどまり、年初に打ち出した2,500万枚には届かないことが確定的となっている。1日付電子時報が報じた。
今年のマザーボード市場は欧米で需要が激減したのみならず、中国でも成長が予想を下回り、当初見通しを楽観していた各メーカーはそろって悲観的な見方に転じている。
こうした中、ASUSと技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の大手2社は価格競争を仕掛けて出荷量の確保を図っており、同業他社の販売状況に深刻な影響が出ている。
このうち微星科技(MSI)と精英電脳(ECS)は受託生産が自社ブランド製品を上回り、さらに出荷量の減少が続いているため、来年のマザーボード市場は、ASUS、ギガバイト、そして今年700万枚以上の出荷を確保すると見込まれる華擎科技(アスロック)の3社による争いに絞られそうだ。
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