ニュース 社会 作成日:2012年11月2日_記事番号:T00040247
煙害防制法(たばこによる健康被害防止法)の施行で、愛煙家が屋外でたばこをくゆらす姿が目立つが、台北市衛生局は1日、市政府バスターミナル(市府転運站)周辺の歩道を全面禁煙とする措置を取った。自治体が特定の建築物の外部に禁煙区域を設定するのは初めてで、今後は屋外でも禁煙範囲が拡大し、愛煙家の肩身はさらに狭くなりそうだ。
市政府バスターミナル周辺では1日、ボランティアにより禁煙の呼び掛けが行われた(1日=中央社)
2日付自由時報によると、禁煙区域は赤線で示され、違反者には2,000~1万台湾元(約5,500〜2万7,000円)の罰金が科される。市政府によると、台北市内では花博公園、動物園など屋外の45カ所に禁煙区域が設けられているが、これまでは建築物の外部に禁煙区域が設定された例はなかった。
ビルを保有する統一開発は、間接喫煙を避けるために、今年5月に自主的に歩道に禁煙ラインを設けたが、これまでは法的拘束力がなかった。市政府が正式に禁煙区域を設定したことで、今後は罰則が適用されることになる。
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