ニュース 農林水産 作成日:2012年11月2日_記事番号:T00040254
「金墩米」ブランドの米を販売している金墩実業(彰化県花壇郷)は10月31日、市販されている米から基準を超える農薬が検出されたとして、店頭からの撤去を要請し、量販店大手3社は1日、相次いで撤去措置を講じた。2日付蘋果日報が伝えた。
蕭益和・金墩実業協理(左)は2日、農薬残留米の撤去状況、今後の対応などについて説明した(2日=中央社)
金墩実業は先月16日、自社製品3品目の検査を外部委託したところ、農薬の「フェントエート」「フェニトロチオン」の残留量が基準値を超えていることが判明。販売している21種類の商品の回収を要請した。農薬が残留していたのは、今年の1期作収穫分で、既に大半が出荷済みだった。量販店大手3社からの回収量は少なくとも12万キログラムで、既に750万キログラムが販売され、消費されたと推定されるという。
販売店では直ちに返品の受付を開始。金墩実業は基準値を超える農薬が残留した経緯を調べている。
同社は「稲の生育期間に自然災害が重なり、当局が害虫被害を警告したため、農家が収穫状況を懸念し、農薬使用を増やしたり、台風を避けるため、農薬散布から21日後以降の安全収穫期を守らずに収穫を急いだことが原因ではないか」と説明した。
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