ニュース 石油・化学 作成日:2012年11月2日_記事番号:T00040263
陳由豪・元東帝士(トンテックス)集団董事長が投資した中国の台湾系石化メーカー、廈門翔鷺集団が福建省漳州市古雷経済開発区に建設中の石化プラントが年内にも完成する見通しとなった。2日付蘋果日報が伝えた。
同社傘下の翔鷺石化は高純度テレフタル酸(PTA)プラント(年産200万トン)を、騰龍芳烴はパラキシレン(PX)プラント(年産80万トン)をそれぞれ建設している。2008年の着工以来、これまでに238億人民元(約3,000億円)が投資された。
完成後は翔鷺石化のPTA生産能力は年350万トンとなり、中国で最大となるほか、台湾企業で初めて、中国での芳香族炭化水素の生産で垂直統合を果たす。
陳元董事長は石化分野の投資だけでなく、アモイ市のホテル「翔鷺国際大酒店」の東側に福建風の古い町並みを再現するテーマパークを建設するため、40億人民元を投資した。来年以降にオープンが見込まれている。
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